ハゲ親父のささやき

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「スター・ウォーズ」シリーズを最も楽しく観る方法があった⁈

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こんにちは、カズノコです!

 

 

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(2019)で、SF・ファンタジー映画の金字塔である「スター・ウォーズ」シリーズが、1977年にアメリカで公開された第1作(エピソード4 新たなる希望)から42年、ついにフィナーレを迎えました!

 

 

ジョージ・ルーカスが創造した「スター・ウォーズ」シリーズは、実写映画の第1作が公開されて以降、アニメーションや小説、コミック、ビデオゲームなど、さまざまな派生作品がありますが、やはり映画本編のシリーズがなじみ深いですよね。

 

 

「エピソード4 新たなる希望」(1977)、「エピソード5 帝国の逆襲」(1980)、「エピソード6 ジェダイの帰還」(1983)からなる旧3部作に始まり、「エピソード1 ファントム・メナス(1999)、「エピソード2 クローンの攻撃(2002)、「エピソード3 シスの復讐(2005)からなる新3部作へと続きました。

 

 

そして、2012年にウォルト・ディズニー・カンパニールーカスフィルムを買収してスター・ウォーズシリーズの著作権を取得、新体制の下で「エピソード7 フォースの覚醒」(2015)、「エピソード8 最後のジェダイ(2017)、「エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」(2019)からなる続3部作が製作され、全9部作が完結することになりました。

 

 

「スカイウォーカーの夜明け」をご覧になられた皆さんは、どのような思いでこの「シリーズ完結作」を観られたんでしょうかね…?

 

 

巷ではまさに賛否両論ですよね…。これだけ世界中に老若男女問わずファンがおり、新作が作られるたびに話題を呼ぶシリーズはそうそうありませんので、作る側としても相当なプレッシャーがかかるのは当然でしょう。私個人としては「とりあえず、ありがとう…」と言う気持ちでした。

 

 

私はスター・ウォーズのマニアックなファンではありません。それでも1978年7月に日本で公開されたスター・ウォーズを、東京の京橋にあった映画館「テアトル東京」で初めて観た思い出は強く残っています。

 

 

1978年の日本公開からさかのぼること約1年前、いまアメリカで「スターウォーズ」と言う映画がヒットしているという新聞記事を見たのが始まりです。

 

 

その記事には映画の一コマとして荒い粒子の写真が付いていましたが、それは毛むくじゃらのモンスターと二体の白いロボットが歩いている不思議なものでした。

 

 

今から思えば、それは帝国軍のデス・スターに潜入したルーク・スカイウォーカーハン・ソロが機動歩兵のストーム・トルーパーに化けて、チューバッカを連れて歩いている写真でしたが、「どんな映画なんだろう?」という想像だけが膨らんでましたね…。

 

 

中坊だった私は無謀にもロードショー初日の次の日曜日の早朝に弟を連れて映画館に向かいました。かなり時間に余裕をみて来たにもかかわらず、私の目に飛び込んできたのは映画館を取り囲むように並んでいる人・人・人の行列でした…。

 

 

「まぁ次の回には観れるだろう…」と思って暑い中、弟と二人で2時間以上待ち続けた甲斐もなく、行列は思ったより進まず、また次の回を待つことになりました。

 

 

さらに2時間以上、朝からは4時間以上待ったところで、やっと行列が動き始めました。「これでやっと観られる!」という期待も空しく列は一向に進みません…。私も弟もさすがに焦り、もうこうなったら意地でもこの回には観ないとダメだ…」と思いました。

 

 

映画館の従業員の方がハンドマイクで「お立ち見になります!」と連呼している横をやっとのことで映画館の中に潜り込みました。劇場の中でこれまた私の目に飛び込んできたのは立ち見どころか、通路という通路にびっしり人が座りこんでいる光景でした。みんな映画を観終わっているのに帰らないんですよね…「入れ替え制」なんてない時代でしたからね…。

 

 

「テアトル東京」は当時としても数少ないシネラマ上映館であったためかどうかはよくわかりませんが、スクリーン最前部の床が緩やかに傾斜してスクリーンに向かって上がっており、そのまま床とスクリーンが一続きのような構造になっていました。

 

 

 私と弟がやっとのことでスペースを見つけられたのは、スクリーン左端最前部でした。そこからスクリーンを見上げると画面は大きく湾曲してしまい、まともに観ることはできません…(そのため、そのスペースが空いていたとも言えますが…)

 

 

そこで、私と弟がとった行動は、ほぼ頭上にあるスクリーンを見るために仰向けに寝転んだことでした。今から思えば、子どもだからできた荒業です…。映画館で床に寝転がって映画を観た経験は後にも先にもこの時だけです。

 

 

さんざん苦労してやっとこさ映画が始まり、あの「A long time ago in a galaxy far, far away …」の字幕に続いて、STAR WARSのタイトルが出たときには万雷の拍手に場内は包まれていました…。

 

 

…「スター・ウォーズ」を初めて劇場で観た時の個人的な体験を長々と失礼しましたが、あの頃はスター・ウォーズ」に対する無邪気な情熱と心踊る期待にあふれていたということです。

 

 

もちろん、この映画が9部作で構成される長大な物語の一部であることなど知る由もなく、このかつて見たことも聞いたこともないスペースオペラの世界を純粋に楽しめたことは幸福な体験でした。

 

 

ところで、スター・ウォーズ」シリーズ9部作はどのような順番で観るのがよいのでしょうか? と言っても、映画が製作された順番で観ていくかか、エピソード順に時系列で観ていくかの2通りしかないのですか…。

 

 

私は断然、製作された順番で、つまりエピソードでいえば「4→5→6→1→2→3→7→8→9」の順番で観るべきだと思います。なぜなら、単純に映画は「次はどんな展開になるんだろう…」と期待を持たせて面白く観ることができるように作られているからです。

 

 

ということで、私もスター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」から自分なりのレヴューをしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

エピソード1「ファントム・メナス」からエピソード6「ジェダイの帰還」までの本編ディスク6枚と特典ディスク3枚の9枚組です。特典映像だけで40時間以上もあります…。

 

 

 

 エピソード4「新たなる希望」からエピソード6「ジェダイの帰還」までの旧3部作=オリジナル・トリロジー、本編ディスクのみの3枚組です。

 

 

 

 エピソード1「ファントム・メナス」からエピソード3「シスの復讐」までの新3部作=プリクエル・トリロジー、本編ディスクのみの3枚組です。