ハゲ親父のささやき

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山下達郎さんのライヴへ、嫁さんと行ってきました!

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こんにちは、カズノコです!

 

三連休の中日の9月15日に、嫁さんと山下達郎さんのライヴへ大阪のフェスティバルホールへ行ってきました!

 

ずーっと山下達郎さんのライヴへ行ってみたかったんですよね…。

 

若かりし頃からのファン、とは言っても、やっぱり、「マクセル」のカセットテープのCMで「RIDE ON TIME」(1980年)が流れる中、自らCMに出ていらした姿を見てからですかね…。

 

指をピストルにしてバーンとこちらに向かって撃つ長髪のタツローさんは、音楽のカッコよさも含めて、当時中学生のガキだった私にとって、結構なインパクトがありました。

 

初めて購入した達郎さんのアルバムは「FOR YOU」(1982年)で、鈴木英人のイラストのジャケットの「いかにも」な世界とあいまって、夢中になって聞いてました。

 

初めての達郎さんのライヴは…今まで行った誰のライヴとも違う別次元のものでした!

 

何よりもこのライヴのためにチケットを買い、ホールまで足を運んできてくれた「お客さん」(私のように初めてきた人も、何度も足を運んでいるコアな人も含めて)全員が音楽を聴くことの楽しさを満喫できるようなライヴでした。

 

達郎さんは現在66歳ですが、(自らMCで「国民年金の受給者です」と笑いを誘っていました…)途中休憩もなしに3時間を超えるライブをエネルギッシュにこなす姿と、どこまでも伸びやかな歌声は、とてもそのようなお年とは思えませんでした。

 

ライヴはまず「SPARCLE」で始まり、「お客さんの期待を裏切らない必ず取り上げる定番曲」から「今まで技術的にライヴで演奏できなかったのが、テクノロジーの進歩でできるようになった曲」、「ウケ狙い(©達郎さん)のカバー曲」までさまざまな曲を演奏して「YOUR EYES」で締められるまで、20曲以上演奏されましたが、他にも聴きたかった曲はた~くさんありました。

 

2008年から現在のバンドメンバーでライヴを行っているとのことですが、そのメンバーがまた素晴らしい!

 

 難波弘之(ピアノ、キーボード)、伊藤広規(ベース)、小笠原拓海(ドラム)、佐橋佳幸(ギター)、柴田俊文(キーボード)、宮里陽太(サックス)、ハルナENA三谷泰弘(コーラス)の皆さんで、息の合ったアンサンブルは山下達郎のライヴというよりも、まさに「山下達郎バンド」のライヴといった感でした。

 

中でもドラムの小笠原さんとベースの伊藤さんのリズム隊は、青山純さんと伊藤さんのタツロー鉄壁のリズム隊を彷彿とさせるほど素晴らしく、このバンドでの演奏曲目(セットリスト)は70曲ほどもあるそうですが、統一感をもって安定したレベルの高い演奏が10年以上続けられるのも納得でした。

  

この固定されたメンバーで、最高のパフォーマンスをお客さんに「ガチで」届けるためには、ホールの大きさにもこだわっていて、大阪のフェスティバルホールを絶賛されていました。(アリーナやドームでライヴをしないところもここに理由が…)

 

ところで、達郎さんのライヴでのMCってこんなに面白いものなのかと。(笑)ラジオのDJもやってらっしゃるし、落語が大好きだというのも納得のMCです。

 

フェスティバルホールに来ていたのは私のような50~60歳くらいのおじさんやおばさんが中心で、この日に演奏された曲目もそうなんですが、MCでの話題もいちいちツボにはまるんですよね。

 

個人的には大瀧詠一さんとの思い出話がよかったですね…。

 

はっぴいえんど解散コンサートでの、バンドのコーラス・パートを頼まれて引き受けた話、飲みの席で細野晴臣さんに大瀧さんの弟と間違えられた話爆笑)、来年で七回忌を迎えることで心境に変化が出てきた話…ライヴでは「君は天然色」を歌ってくれましたが、めちゃくちゃ盛り上がっていました!

 

最近の「シティ・ポップ」ブームを受けて、「長生きはするもんだ」と何回もおっしゃっていたのが印象的でした。(笑)

 

達郎さんがライヴの最後に言っていたことばで、私も締めたいと思います。

カッコよく年をとっていきましょう!

 

 

 

1981年~1989年の間に全国各地で行ったライヴの音源を集めたライヴ盤です。

JOY?TATSURO YAMASHITA LIVE

JOY?TATSURO YAMASHITA LIVE

 

 

 

シュガー・ベイブ時代までさかのぼり、レーベルを越えて本人自らが選曲した「一家に一枚」の3枚組ベスト盤です。

OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(通常盤)

OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(通常盤)